リニア中央新幹線のトンネル工事を行っている岐阜県瑞浪市で井戸の水位が低下したことが分かりました。これを受け、JR東海の丹羽俊介社長は5月16日、工事を一時中断して調査を行うと説明した一方、「静岡工区の状況とは異なる」という考えを示しました。
<JR東海 丹羽俊介社長>
「本工事による影響の可能性が高いと考えています」
JR東海の丹羽社長がトンネル工事の影響の可能性が高いとしたのは、岐阜県内の井戸などの水位の低下です。
<岐阜・瑞浪市民>
「水をくみ上げるポンプが空回りしていたので、あわててコンセントを抜いた」
岐阜県瑞浪市では、トンネル工事の現場周辺で複数の井戸の水位が低下していることが分かりました。
<岐阜・瑞浪市民>
「見てごらん。底が見えるかな。一番多い時で1メートル10センチくらいの場所に水面があった」
JR東海は、水位の低下に対する応急措置を行うとともに、工事による湧水を薬液注入で減少させ、トンネル掘削工事を一時中断してボーリング調査を実施するなどの対策を行うとしています。
こうした状況を受け、丹羽社長は大井川の水問題で議論が続く静岡工区についての考えを示しました。
<JR東海 丹羽俊介社長>
「トンネルから約100キロ離れた大井川の中下流域に与える影響や対策について議論している。今回の件はケースが異なると考えている」
丹羽社長は、静岡工区に対応した対策やモニタリングを行っていくとしました。
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