■49歳の女の被告人質問

・自分が苦しんだことについて、先生に考えて欲しい気持ちがあった
・(金の配分は?)友人にはガソリン代、子どもたちのお菓子代として1万円

・(2022年に電話した時のやりとりは?)「もう、うちにはお金はないぞ。心臓の手術代も渡したんだから」
・(2023年、さらに電話の理由は?)ジャニーズの性加害問題が頻繁に出るようになって、辛くて…(泣き出して声にならず)
・(野澤被告側も辛く、圧力を受けたのを理解?)できます。本当に酷いことをした。友人も巻き込んでしまった

・(性行為は強要された?)強要されてないが、子どもだったので大人の圧があった。断れないような…
・(同意はしてた?)私からしたら不同意ですけど、怖くて言えなかった
・(性被害のフラッシュバックとかは、いつから?)鮮明に覚えてないが、30歳すぎてから
・酷くなってきたのは、40歳を過ぎてから
・(当時、嫌な気持ちは?)家に帰って、泣いていた

・(車で送迎してもらってた?)頻繁ではないですけど、片道1時間かかるので
・(嫌な先生に送り迎えは嫌じゃない?)本当に矛盾しているなと思います。“足”に使っていたという感じ
・(心筋梗塞で入院時、連絡とって見舞いに来てもらってますよね?)先生も心臓の病気があったので
・(その時、フラッシュバックはない?何とも思わなかった?)すいません…
・(30歳前後に精神科を受診、フラッシュバックは相談しなかった?)恥ずかしくて、言えなかった

野澤敏重被告、廷内スケッチ(13日 札幌地裁)

 判決は17日です。