対話型AIの「チャットGPT」の新モデル。人間同士の会話とほぼ同じ速度で受け答えができるということですが、また一歩、ヒトに近づいたのでしょうか。
チャットGPT最新モデル 進化した「音声機能」 目が不自由な人のサポート期待も
「オープンAI」が13日に発表した最新モデルの「GPT-4o(フォーオー)」。文字や画像などの処理速度が飛躍的に向上し、より“人間らしさ”に磨きがかかりました。このなかでも、特に進化したのが「音声機能」です。
ユーザー「10秒、数えてください」
GPT-4o「わかりました。1234…」
ユーザー「もっと早く数えてください」
GPT-4o「(早口で)1234…」

質問をして、返答までにかかる時間は平均0.3秒。これは、人間同士が会話する際に、相手の言葉に反応する速度と“ほぼ同じ”速さです。これまでのモデルよりも、より“自然な会話”が可能になりました。

ユーザー「いま生出演中で、少し緊張しています。落ち着かせるのを手伝ってもらえますか」
GPT-4o「あら、生出演中ですか。すごいですね。深呼吸して、あなたが専門家であることを思い出してくださいね」

また「GPT-4o」は、日本語を含む50以上の言語に対応しています。オープンAIが開いた発表会では、進化した音声機能をいかし、イタリア語と英語で交わす会話を“同時通訳”する場面もありました。

さらには、目が不自由な人をサポートする使い方などにも期待が寄せられています。
男性「家に帰るために(タクシー)を呼びます」
GPT-4o「ちょうど一台見つけました。道路の左側に向かっています。手を振る準備をしてください」
指示通りに手を振るとタクシーが停車をしました。
「GPT-4o」は、一部の機能が無料で使用できるほか、今後、新機能の追加も予定するということです。さらにグーグルも近く、AIに関する発表を行うとみられるなど、開発競争が激化しています。

こうしたなか、アメリカと中国は14日、スイス・ジュネーブでAIのリスクなどについて話し合う政府間協議を開催。
激しい技術競争を繰り広げる2か国が政府間協議を行うのは初めてで、AIの国際的なルール作りなどについて意見が交わされる予定です。














