宮城県で給食の牛乳を飲んだ一部の児童と生徒が体調不良を訴えた問題です。仙台市は、5月17日からの牛乳の提供再開を前に14日、チェック態勢の強化など学校現場での対応を公開しました。
宮城野区の榴岡小学校では、給食を担当する栄養教諭が温度計を用いて牛乳の温度を計測しました。また、保冷庫の設定温度が10度以下に保たれているかどうか確認しました。

県内の一部の小中学校で、給食の時間に東北森永乳業の牛乳を飲んだ児童と生徒が、腹痛や下痢などを訴えた問題で、仙台市内では、4月26日から小・中学校など135校で牛乳の提供を止めています。その後、保健所の検査で食中毒の原因となる菌が検出されなかったことなどから、市では5月17日からの提供再開を決めました。
再開にあたって、市では従来は、校長のみが担当していた風味などを確認する「検食」について、新たに教頭や栄養教諭を加えた3人態勢で行います。

14日公開された作業では、異物混入の有無や風味などに異常がないか確認表に記入していました。
榴岡小学校 多賀野修久校長:
「1人の風味検査の確認よりも複数で確認をすることで、より細かに確認することができる」
また、牛乳の製造業者も風味検査のサンプルを増やすほか、必要に応じて行っていた専門員による風味検査を常時実施に変更するなどして、安全確保を強化するとしています。

各自治体の給食での牛乳提供再開についてです。東北森永乳業の牛乳が給食で提供されていたのは12の市と町で、このうち仙台市に加えて、多賀城市も5月17日からの牛乳の提供を再開します。また岩沼市では、それぞれの学校の校長の判断により順次再開するとしていて、早いところでは5月20日以降の再開を検討しています。

残る名取市や塩釜市など9の市と町では、いまのところ、再開は「未定」としています。














