69年前の5月11日は、香川県高松港沖で、168人が亡くなった紫雲丸沈没事故の日です。この事故で、修学旅行中の児童と教員など25人が犠牲となった松江市の川津小学校で、10日、児童たちが、救助され生き延びることができた先輩から、当時の体験や思いを聞きました。
川津小学校では、朝、登校して来た生徒たちが、校庭の記念碑に花を供え手を合わせました。
紫雲丸遭難事故生存者の会・野津幸次さん「ドカーンという、ものすごい大きい音でですね。」
事故の様子を話したのは、いかだに引き上げられ助かったという野津幸次さんです。
中四国地方の小中学校4校が巻き込まれたこの事故で、修学旅行中の川津小学校では、児童58人中21人。そして、引率の教員と保護者4人のあわせて25人が亡くなりました。
その教訓から、学校では水泳や水の安全の教育に力を入れるとともに、児童たちが体験を聞く授業を毎年続けています。
話を聞いた6年生「紫雲丸の事故や命の大切さっていうのは島根県とか全国には伝わって欲しい。」「集中してやらないと、いざ本番になって絶対出来ないと思うので、そういう水泳の授業とかは、大切に授業を受けています。」
野津さんは、この事故を長く伝えることが自分たちの使命だと思う、とし、いじめをしないなど、お互いの命を大切にして欲しいと話していました。
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