世界的な建築家、隈研吾さんが設計を手掛ける木造ホテルが大分県別府市に建設されることになり、9日現地で起工式が行われました。

大分市の菱甲産業グループは創業60年を記念した「別府プロジェクト」でホテル事業を展開します。

9日は別府市南立石の建設予定地で起工式が行われ、土谷幹男社長ら、関係者が工事中の安全を祈願しました。

この宿泊施設は世界的な建築家の隈研吾さんが設計を手掛ける2階建ての木造ホテルです。6メートル級の県産ヒノキが並ぶ外観が大きな特徴で、4人から8人までの素泊まりの客室が14室整備されます。

(建築家・隈研吾さん)「木の香りがプンプンするような、みなさんが見たことがないようなデザインものができると思います。ここにきたら、別府の家に帰ってきたみたいな感じなものになると思います」

ホテルは12月に完成する予定で、名称は隈研吾さんが考案します。