鳥取県園芸試験場 戸板重則 主任研究員
「近年、暖冬や地球の温暖化が言われておりますが、カメムシが越冬する際に、冬の気温があまり低くないために、冬の間に凍死しないということがあり、春まで生き残ってしまうということが続いていると思います。これがだんだんと増えてきている原因だと思います」
暖冬の影響。通常カメムシは、冬の寒さで死んでしまうのですが、暖冬傾向のため冬を越す個体が多くなっていると言います。そして、さらにその個体が春に卵を産み増えていくのです。
では、気になる今年は?
鳥取県園芸試験場 戸板重則 主任研究員
「平年よりも多いということと、発生時期も4月の上旬の調査でしたので早いということになります」
残念ながら、この冬は暖冬だったため、今年も大量発生が予想されるとのこと。