西日本最高峰・石鎚山の山頂付近では、愛媛県の絶滅危惧種に指定されている「イシヅチザクラ」が見頃を迎えています。一方で貴重な植物が無断伐採される事態も。
石鎚の春を彩る可憐な花「イシヅチザクラ」。
頂上にある山小屋の職員によりますと、頂上付近ではゴールデンウィーク前に咲き始め、ここ数日、一気に開花が進んだといいます。
県によりますと、イシヅチザクラは石鎚山系と、そこから連なる赤石山系にかけて点在し、群生地も確認されているものの県全体の個体数は少なく、県のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されています。
新緑の中、これから見ごろを迎える木もあったほか、周辺ではアケボノツツジも満開を迎えていました。
一方で心無い行為も…
先月初め、登山シーズンに向け準備を進めていた山小屋の職員らが、多くの違法伐採や、岩にスプレー塗料のようなもので吹きつけられた矢印を確認しました。
被害は、県のレッドデータブックにも掲載されているシコクシラベやシャクナゲ、ウラジロなどおよそ60本。
(石鎚神社頂上山荘の職員)
「切った木は、もう生えてこないんですよ。危険な状態で無ければ、自然は自然のままにしていただきたい。それが無くなると悲しむ人が沢山います」
山小屋の職員らは、マナーを守った登山を心がけるよう呼びかけています。
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