愛媛県松山市の北条鹿島まつりは2日目の4日、沖合の夫婦岩で、海の安全などを願う大しめ縄の張り替えが行われました。
松山市北条地区の鹿島沖に浮かぶ夫婦岩「玉理島・寒戸島」で行われた張り替え作業では、地元の消防団員らおよそ40人が、夫婦岩の間に長さ40メートルあまり重さおよそ1トンの大しめ縄をかけました。
このしめ縄は、源平合戦で活躍した河野通信が勝利を願ったことが始まりとされ、1957年に復活、中には市内の観光地などで募った「願い文」も編み込まれています。
作業が終わると神事が行われ、関係者が島の社に榊を奉納していました。
(北条鹿島まつり実行委員会 森田隆志 実行委員長)
「張り替えは年に1回だが、しめ縄というのは神聖なものなので嬉しいし、毎年、海の事故が無いよう作ってもらえるので大変感謝している」
新調された大しめ縄は、これから1年間海の安全などを見守ります。
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