台湾の最大野党・国民党の国会議員に相当する立法委員17人が26日、中国に向け出発しました。与党・民進党と中国側との対話が閉ざされる中、国民党側が最高指導部と面会する可能性があります。
中国を訪問するのは、台湾の最大野党・国民党の立法委員17人を含む一行です。
出発前、空港で、民進党政権の8年で中断された中国との交流の再開を訴えたほか、観光や農水産物の貿易促進を求め、「民進党にはできないので国民党が行う」と強調しました。
17人もの立法委員が訪中するのは異例です。
台湾メディアによると、訪中団は27日、北京市内で中国共産党の最高指導部、政治局常務委員会のメンバーと面会する可能性もあるということです。
「一つの中国」の原則を主張する中国は、台湾の与党・民進党を「独立勢力」と敵視し対話を拒む一方、国民党との交流は続けています。
中国側は、来月20日に総統に就任する頼清徳氏をけん制していて、国民党も民進党政権に揺さぶりをかける狙いがありそうです。
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