「萎縮しすぎる環境をつくらない大切さをどう担保するか」と自説展開

ことの発端は、2023年11月…職員に対する「死ね」「殺すぞ」などのパワハラ発言が発覚した井俣町長。

4月22日に公表された第三者委員会の調査報告書で、さらなる暴言の数々が明らかになりました。

「お前らの脳みそは鳩の脳みそより小さい」
「朝、キスしてくるの?」
「育休を1年取ったら殺すぞ」

このほか、「三流大学以下」「飛ばすぞ」「早く降格してくれ」などの発言が「パワハラ」に。

「子どもを作れ」「いつ子どもを作るの?」「(赤ちゃんが)おっぱいを触りたがらない?」などの発言が「セクハラ」に。

そして「絶対育休なんか取るなよ」「育休を1年取った職員がいたが出世はできないな」などの発言は「マタハラ」と認定されました。

(第三者委員会 堀龍之委員長)
「これだけ長い期間にわたって、明らかに違法と言えるものも含めてパワハラを中心としたハラスメント行為が繰り返されてきたことに驚いた」

実際に、井俣町長からハラスメント被害を受けたという職員は…

「『君は教育大学出身なんだね。教育大学出身の人がここにいるということは、君は人生の選択を誤ったんだね』と。なぜいきなりそんなことを言われなければならないんだろうと。(次の町長には)一緒に手を取り合っていける方、頭ごなしに否定したり、やゆしたりしない町長に」

井俣町長は25日、きょう辞職を表明…記者会見ではこんな発言が。

(井俣町長)
「無知であったこと、不勉強であったことを改めて恥じた。(報告書には)一部誤解や認識しきれていない事案があるのも事実でありますけれども、”ハラスメント”という言葉を使うことによって、萎縮しすぎる環境をつくらない大切さをどう担保していくか。”ハラスメント”という言葉の乱用をどう防ぐのか」

第三者委員会やマスコミの誤解による「被害者」であるかような発言を繰り返しました。

さらに、言い過ぎたと思う発言はなかったか記者に問われると…

(井俣町長)
「具体的に言うと、誰のどの事案かわかってしまうがお話した方がいいですか?それハラスメントですよ」

井俣町長は、5月2日付で辞職するとしていますが、5月まで在籍すれば6月に200万円あまりのボーナスが支給されるとみられます。

(井俣町長)
Qボーナスを受け取る意思は?
「ボーナスが出ること自体を知らないので、受け取るのか受け取らないのかいま言われてもなかなか難しい。質問の意図がわからない」

約2時間20分行われた25日の会見は、逆ギレともとれる発言に終始しました。