(大石アンカーマン)
ポイントは2つあるということで、まず1つは「傾いている木」には要注意ということです。傾いても根が張っていれば危険性は少ないですが、この「傾き」を支える、根のはり方には広葉樹と針葉樹で違いがあることをご存じでしょうか。
桜などの広葉樹は、傾いている側とは反対側の根が、傾きを支えようとします。富士山のすそ野のようにしっかり張っていれば危険性は少ないですが、根が伸びていなかったり、もろくなっている場合があるということなんです。倒れている方向と反対の根をしっかり見てみましょう。
一方、杉やイチョウなどの針葉樹は、倒れている方向の根がつっかえ棒になるような形で支えているということです。
いずれにしても、幹や根がしっかり張っているか、周りがコンクリートで囲まれて行き場を失っていないかなどを見るのがポイントです。今回のしだれ桜も根が行き場を失っていた可能性が高いということです。
“危険なキノコ”は生える場所がポイント
そして、もう1つのポイントはキノコが生えている木です。木が古くなってくれば、枯れた枝などにキノコが生えることはときどきあるということですが、危ないのは「幹と根の間に生えるキノコ」です。これは幹の中が腐っている可能性があって、根元のキノコというのは木が倒れるシグナルの可能性があると。そんな街路樹を見かけたら、自治体に伝えてほしいと板倉さんは仰っていました。

(若狭キャスター)
普段歩いていて常にヘルメットを被るわけにもいかず、管理者側にきちんと管理してもらって、こうした倒木の事故を少なくしたいですよね。

(大石アンカーマン)
おととしの8月に、名古屋の大津通りでも街路樹が倒れて車を直撃する事故がありました。倒れた木の中はスカスカの状態でした。

そして去年7月には中区の公園にあった木が倒れました。その時に根を見たら、しっかり張っていなかったのではないかと思われました。

こうした倒木は街中だけではなくてキャンプ場でも起きているんです。去年4月、神奈川県の相模原市にあるキャンプ場で木が倒れて、テントの中にいた女性が死亡するという事故も起きているんです。ゴールデンウィークが迫っていますから、街中でなければ安全だということはありませんので、木をしっかりと見てほしいと思います。
(若狭キャスター)
そうですね。私たちがチェックするべきところはしっかりチェックし、やはり管理する側、所有する側には徹底して木の管理をしてほしいと思います。














