この春、縫製会社に就職し、社会人として歩き始めた知的障害の女性がいます。「ミシンで服を作りたい」という夢に向かって日々奮闘する姿を追いました。

縫製の仕事に興味…実習重ね就職決まる

足踏みミシンを使いながら線に沿って針を進める加藤麻里奈さん20歳。軽度の知的障害がある加藤さんは、4月から大分市中戸次にある縫製会社「ダイナン」で働き、ミシンの練習に集中しています。

加藤麻里奈さん:
「これまでミシンを扱ったことはないです。丁寧さが一番基本なのでそこを意識して縫うように頑張っています」