登山者が増えることが予想される大型連休を前に山岳遭難に対応する訓練が行われました。

山岳遭難の救助訓練 22日 山梨・甲州市

22日に山梨県甲州市の山林で訓練を行ったのは警察と消防の隊員13人で、互いの器具や救助方法を確認しました。

県警によりますと去年4月から6月の春山期間に起きた山岳遭難は28件と前の年から3件減少しましたが、死者は5人で4人増加しました。

なお、去年1年間の傾向としては40歳以上の遭難者が全体の8割近くに上り、滑落、転倒、道迷いの順で発生しています。

県警は登山の際には、登山計画書を提出することや体調管理を万全にして無理をしない安全登山を呼びかけています。