中国で旧日本軍の兵士から性的暴行を受けたとして、元慰安婦の女性の遺族が日本政府に謝罪と損害賠償を求め、訴状を中国の裁判所に提出したことが分かりました。裁判所が訴状を受理するかどうかが焦点となります。
中国・山西省の裁判所に15日までに訴状を提出したのは、日中戦争の際に旧日本軍の兵士から性的暴行などを受けたとする元慰安婦の女性の遺族らです。
被害を訴える女性18人はすでに死去していますが、遺族は日本政府に対し、謝罪と1人あたり200万元、日本円にしておよそ4200万円の賠償を求めています。
中国メディアによりますと、慰安婦問題をめぐり中国国内で日本政府を訴えようとする動きは初めてだということです。
遺族らは日本でも同様の訴訟を起こしていましたが、2007年までに全て敗訴が確定。裁判の支援者は「韓国での慰安婦訴訟で日本政府に賠償を命じる判決が確定したことを受けて、中国での提訴に踏み切った」としています。
裁判所が訴状を受理するかどうかが今後の焦点になりますが、判断にはおよそ1か月かかる見通しです。
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