5月の火災は、貯蔵されている木質ペレットという燃料に別の燃料の水分が混入し、発酵が促進されて自然発火。

7月の火災は、構造物の隙間に使用される部品の耐熱材の破損が原因だと説明されました。

そして9月の爆発は、燃料を運ぶエレベーターの内部でバケットと呼ばれる燃料を入れる金属製の容器と異物が衝突し、摩擦が生じて着火。
清掃不良で粉じん濃度も高く、引火しやすい状況となっていたため、粉じん爆発が発生したと考えられるということで、再発防止に努めるとの説明がありました。

参加者
「皆んなが納得する形じゃないと、再稼働ありきのスケジュールはやめていただきたい」

米子バイオマス発電所 足利司 所長
「地域の皆様へのご説明をするスタートということで、これから複数回にわたって丁寧なご説明をして、少しでもご理解をいただきたいということで取り組んでいきたい」

他にも騒音問題などの課題も残る米子バイオマス発電所。再稼働に向けては住民の理解が必要ですが、まだまだ時間を要しそうです。