新潟市で塗装工事や防水工事などを請け負っていた『コンドウ塗装』が、10日に新潟地方裁判所から破産開始の決定を受けていたことがわかりました。販売不振が原因とみられ、2022年1月期の時点での負債総額は5535万円だということです。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、1980年創業した『コンドウ塗装』は、塗装工事を主体に防水工事なども手掛け、建築工事業者やリフォーム業者からの受注による下請け等を主体に、2013年1月期には1億2213万円の売上高を計上していました。
しかし建築市況の低迷や他社との競争が激化がする中で、2019年1月期の売上高は6881万円に減少し、前期に引き続く赤字を計上したことで財務内容が債務超過となっていました。
さらに、2022年1月期の売上高は5600万円まで落ち込んだため赤字計上による債務超過額も拡大。その後に事業を停止し、債務整理の法的措置に至ったとみられています。














