女性皇族の方々が結婚後も皇室に残られることになるのでしょうか。皇族の人数を確保するための議論が加速しています。
午後2時半すぎ、東京・帝国ホテルに到着された天皇皇后両陛下。世界の科学技術者の中から独創的な成果で人類の平和と繁栄に貢献した人に贈られる、「日本国際賞」の授賞式に出席されました。
そして今月、新社会人として歩み出されたのが、両陛下の長女・愛子さまです。
「早く職場になじみ、皆さんのお役に立てますよう、頑張って参りたいと思っております」
日本赤十字社に勤務しながら、成年皇族として、公務との両立に努められています。先月初めてお一人で地方を訪問された際には、行く先々、多くの人が。
触れ合いを大切にしながら、ひとつひとつの公務に丁寧に向き合われる愛子さま。
一方で、安定的な皇位継承のため、皇族数の確保は“喫緊の課題”です。
就職に際し、宮内記者会からの質問に文書で回答された愛子さまは、こうした課題について、「制度に関わる事柄につきましては、私から発言することは控えさせていただければと思います」と述べるに留められています。
こうした中、自民党はきのう、安定的な皇位継承について検討する懇談会を開き、皇族数確保のための方策について議論しました。
自民党 麻生太郎 副総裁
「できるだけ早期に具体的な方向性を示す必要がある」
懇談会では、出席者が▼女性皇族が婚姻後も皇室に残る案や、▼養子縁組を可能として旧宮家の男系男子を皇籍に復帰させる案を「妥当」と評価したうえで、これら2つの方策の補完的な措置として、▼皇統に属する男系の男子を直接皇族とする案についても、出席者から理解が示されました。
自民党は月内に党の考えを取りまとめる方針で、今後、皇室典範の改正に向け、衆参両院の議長のもと各政党の代表者が集まり、議論される見通しです。
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