今までは「ある程度残業してもいいか」→罰則が付いて今後は慎重に

(鳴海急送 宮脇繁昌所長)
「夜間の岡山行きの人と乗りかわって、岡山の営業所へ行く」

大府市から約40分の中継地点で荷物は積みかえられ、別のトラックで岡山に。

(ドライバー)
「これで終わり」
Qこれで退勤?
「そうです」

この運送会社では、独自に10年以上前から、グループ3社が合同でリレー輸送の取り組みを進めていて、今後さらなる拡大を模索しています。

(鳴海急送 倉本健一さん)
「今までは『ある程度残業してもいいか』って感覚のところは多かったと思うが、今回(2024年問題)は罰則付きなのでそこは慎重になっていると思う。今まで行けた所に行かせられないとか、仕事の制限が出たというのはあると思う」

輸送力の低下は経済の低迷に直結する以上、ドライバーの労働環境を守ることが大前提ですが、効率的な輸送方法の確立が求められています。