夕食の店が見つからない! 背景に…コロナ禍から続く“人出不足”
(大野記者)
高山市街地は午後5時に閉まる店が多く、特に高山祭などの繁忙期に夕食の店が見つからない“夕食難民”の問題が指摘されてきました。宵祭の時間も、大通りから1本入るとひっそりとしていて、ちょっともったいないなとも思ってしまいました。

(若狭キャスター)
“夕食難民”という問題が新たにクローズアップされてるということですが、当然深夜まで開いているお店もあるとは思うんですけれども、大体観光地っていうのはお店が早く閉まるなという印象はありますね。
(大石邦彦アンカーマン)
そうですね、旅館に行けば夕食付きプランもありますよね。しかし、聞いてみたら、居酒屋はあるんですよ。ただ、家族で夜に行けるような飲食店は本当に少ないと。でも、この“夕食難民”というのは、一時的な問題ではなく背景は根深いんです。高山商工会議所を取材しました。
ホテルなどは今「素泊まりプラン」が多いんですが、なぜかというと、従業員の人手不足によって、晩御飯の準備ができないということなんです。なぜ人が少なくなったのか。コロナ禍で人が来ませんでしたよね。だから離職が相次いでしまった。その人手不足がまだ解消されていないんです。


そうすると素泊まりプランなので、どこか食べに行こうかと思ったら、高山はランチ営業のみのところが多いんですが、ここにも人手不足の影響があるんです。しかも、店主の方は高齢化が進んでて、夜までは対応しきれないという状況が続いているわけです。
高山市や商工会議所によると、飲食店に働きかけて、テイクアウトの対応をお願いしていると。
(若狭キャスター)
営業ではなく、まずテイクアウトから始めてくださいと。
(大石アンカーマン)
そして、いろんな外国人の方が来ていますから。例えばヨーロッパの方多いですね、ベジタリアン。そして、動物性由来の食品もやめようというビーガンの方もいらっしゃる。あとは中東の方も多いですから、ハラルなど。いろんな多様性の対応をしましょうと働きかけているんです。

でも、そもそも人手不足を解消しないと何もできないので、いま働き手を全国から募集していて、空き家・空き店舗を使った移住や、若者たちよ戻って来い!とUターン政策なども行い、何とか人を集めようと頑張っている最中なんですが、これは高山だけの問題ではなく、全国の観光地が抱える問題ということが言えると思います。














