天皇皇后両陛下はきょう、石川県を再び訪れ、能登半島地震の被災地を見舞われています。避難所を訪問された際には、陛下が“意外な再会”をされる場面もありました。
午後5時すぎ、石川県能登町。2回目となる能登半島地震の被災地訪問です。両陛下は、避難所となっている中学校にも足を運び、被災者の話に耳を傾けられました。
そしてここで、思わぬ再会もありました。
これは、陛下が学習院高等科の1年生だった頃、能登を訪れた際の映像。このとき交流があったという女性が避難所に身を寄せていて、当時の話を聞いた陛下は、「(約)50年経ちますけども本当に懐かしいです」と語られたということです。
濱 美智子さん(85)
「(陛下は)懐かしくおっしゃっていました。本当に遠い所からよくおいでくださったと感謝しております」
県内の避難所には3400人を超える被災者が身を寄せていて、前回も両陛下の訪問に涙ぐむ人もいました。
能登町の訪問に先立ち訪れたのは、穴水町です。まず海にも近い、町唯一の商店街です。
穴水商店振興会によると、およそ40ある店のうち営業を再開できているのは10店舗ほどしかありません。
美容院を営む女性に皇后さまは。
皇后さま(美容院を営む女性に)
「お店はいつから再開していらっしゃるんですか?お体に気をつけてください」
そう優しく声をかけ、手をふり返されたそうです。
両陛下はその後、避難所へ移動。まず一礼すると、被災者らと懇談されました。
夫婦で身を寄せる米田さんは。
米田美智江さん(76)
「(陛下から)『大変でしたね』というお言葉で、優しいお言葉。本当に胸が一杯になりました」
自宅は倒壊を免れたものの、基礎部分が損壊。住みたくても住めない状態です。皇后さまは「津波はどうでしたか?」と尋ねるなど、心配する様子だったといいます。
米田吉朗さん(76)
「(Q.どのような感想)やっぱり優しい人…。本当に私どものことを心配してくださったんだと思うんです」
両陛下は今夜、帰京されます。
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