80年以上前に誕生し、今も世界で愛され続けるアニメキャラクター「トムとジェリー」が福岡にやって来ました。作品の歴史や魅力を紹介する企画展が、1日に開幕しました。
会場に姿を現した、猫のトムとネズミのジェリー。JR博多シティで始まったのは、2匹が繰り広げるドタバタ劇を描いた人気アニメ「トムとジェリー」の企画展です。
壁にはアニメーションの原画やパネルが展示され、作品の歴史を振り返ることができます。
1940年にアメリカで誕生したトムとジェリーは、アカデミー賞の短編アニメーション部門を7回も受賞。今も世界中で愛され続けています。
来場者「かわいい」「おもしろいところは、トムがとぼけるところやジェリーがいたずらをするところです」「結局、トムが優しいところとか仲の良い感じが好きです」
会場内は、すべて撮影可能。訪れた人は、アニメの世界を再現した空間に自分も入り込み、写真を撮って楽しんでいました。
RKB小松久里子「アニメでは、このように変形してしまうキャラクターも魅力の一つなんですが、細長くなってしまったトムや、こちらはフライパンになってしまったトムもあります。立体化されていて、とてもかわいいです」
トムがボウリングのピンになったり、つぼになってしまったり。ボードに顔をはめて、変形したキャラクターになりきることもできます。
さらに、シャンデリアの作家とコラボした作品や、絵本作家が手がけた絵画など、様々なアーティストが独自の姿で表現したトムとジェリーもいます。
来場者「せりふないのに、見てるだけで面白いのはすごいなと思います。いろんなトムとジェリーが見れて幸せです」「好きです、かわいいですね。すごいフォルダの中に写真がいっぱい」「小さいころから良く見て夢中になりました」
会場では、この企画展の限定品や、ソフトバンクホークスとコラボした福岡ならではの商品など、300種類ものグッズも販売しています。
トムとジェリーの魅力をとことん体感できる企画展は、8月14日まで開かれています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









