車の通行量が増える大型連休を前に11日、高速道路のサービスエリアで、タイヤのトラブルへの注意や事故防止を呼びかける活動が行われました。

この取り組みは春の交通安全運動に合わせて、大分県警やネクスコ西日本などが行ったものです。11日は、東九州自動車道の別府湾サービスエリアで県警の高速隊員がドライバーにチラシを配って事故防止を呼びかけました。また、JAFの職員がタイヤの空気圧の測定を無料で実施。タイヤの破裂による「バースト事故」に注意するよう声をかけました。

(県警察本部高速道路交通警察隊・山根秀彦副隊長)「タイヤのバーストによる故障が多くなっている。タイヤの空気圧の点検、また溝亀裂などの点検をしっかりしていただいて安全な走行をしてほしい」

県警によりますと、県内の高速道路で去年、車両の故障で警察が出動した件数は1657件で、2割近くがタイヤのバーストによるものです。