麻薬・不正薬物の密輸を防ぐため最前線で活躍します。沖縄地区税関ではたらく新しい麻薬探知犬が就任し、報道各社にお披露目されました。

10日、お披露目されたのはオスのラブラドール・レトリバー「コルビー号」と「ウゾー号」です。2匹は2023年12月に麻薬探知犬に認定されたあと、3か月にわたる訓練を経て4月から任務に就いています。

コルビー号(左)とウルゾー号(右)



密輸対策企画室 ハンドラー 金城達也さん
「沖縄の安全のために、1件でも多く摘発できるよう頑張っていきたい」

密輸対策企画室 ハンドラー 与那原永吾さん
「嗅ぎが足りていないと感じたところは補助して、一緒に検査に取り組みたい」

県内では航空路線の国際定期便が再開したことなどから、不正薬物の密輸事件が増加傾向にあり、2023年の摘発件数は前年と比べ約2.8倍となっています。

沖縄地区税関では今回新たに仲間に加わった麻薬探知犬とともに、水際対策をさらに強化していくことにしています。