SNSを悪用した投資詐欺、ロマンス詐欺が大分県内で後を絶ちません。この3か月間で被害額は3億7000万円以上にのぼり、警察が注意を呼びかけています。

県警によりますと、特殊詐欺に該当しないSNS型の「投資詐欺・ロマンス詐欺」が県内で急増しています。

今年に入って3か月間で17件確認され、被害額は3億7396万円にのぼります。これは去年一年間の特殊詐欺被害をすでに6000万円以上上回っています。また、4月もSNSを悪用した投資詐欺被害は5件確認され、被害額は4750万円となっています。

(県警生活安全部・萩尾伸司部長)「1件あたりの被害額が、特殊詐欺と比べて大きい点で、きわめて憂慮すべき状況にある。1件でも被害が防止できるよう、積極的な広報啓発活動を行ってまいりたい」

県警は「SNS上での投資話は詐欺と思ってください」と話していて、話に乗らないで、必ず家族や知人、警察に相談するよう呼びかけています。