きょう（9日）午前、JR山手線の電車が東京・西日暮里駅でおよそ13メートル、オーバーランしました。

きょう午前11時35分ごろ、JR山手線内回りの電車が西日暮里駅の停止位置をおよそ13メートル行き過ぎて停車しました。

JR東日本によりますと、電車はおよそ4分遅れで運転を再開し、西日暮里駅で乗り降りする利用客への影響はなかったということです。

電車の乗客およそ800人にけがはありませんでした。

電車を運転していた40代の男性運転士は前日午後4時半ごろから泊まり勤務に入り、およそ5時間の仮眠をとった後、午前7時過ぎから運転の勤務についていて、「一時的に睡魔に襲われ、ブレーキをかけるタイミングを逸してしまった」と話しているということです。

JR東日本は「お客さまに不安を与えることのないよう当該運転士や乗務員を指導しました」としています。