大分県日田市と福岡をバスで結ぶJR九州のBRTひこぼしラインで、ブラウンカラーの新車両が9日から運行を開始しました。

BRTひこぼしラインに新たに導入されたのは、茶色で彩られた中型のディーゼルバス1台です。JR日田彦山線は2017年の九州北部豪雨で被災。日田駅から福岡県添田駅の間をバスで結ぶひこぼしラインとして去年8月に開業しました。

新しい車両は9日午後0時47分に添田駅を出発。1時間半をかけて日田駅まで走りました。JR九州によりますと開業以来、6万人を超える好調な利用状況を受け、新たな車両を投入したということです。外観は沿線の豊かな大地をイメージした茶色で、座席や床もぬくもりのある木目調となっています。

(乗客)「新しいにおいがしますね。楽しみです」「いろいろな色がそろっていいんじゃないですか」

新車両が仲間入りしたひこぼしラインは1日32本が運行され、豪雨で被災した地域のにぎわい創出に期待が寄せられています。