あす、投開票を迎える4年に1度の韓国総選挙。改善が進んだ日韓関係にも影響を与えかねない大一番ですが、なぜか「長ネギ」がキーワードとなっています。
あす、いよいよ投開票日を迎える韓国の総選挙。最大のキーワードは「長ネギ」です。
発端は先月、スーパーを訪れた尹錫悦大統領のこの発言でした。
韓国 尹錫悦大統領
「私もよくスーパーに行くが、長ネギが875ウォン(約100円)なら妥当な価格だ」
しかし、「875ウォン」はあくまでも特売品の価格で、通常はその3倍ほどで売られているということです。
ただでさえ、物価高騰への不満が市民たちの間で高まる中、「庶民感覚が分かってない」などと、この発言は批判の標的となりました。
野党はここぞとばかりに「長ネギ」の話題を選挙戦で利用。
祖国革新党 チョ・グク代表
「心の中で長ネギを抱いて投票した。長ネギ革命!」
進歩系新党を立ち上げ、選挙戦に参加する「タマネギ男」ことチョ・グク氏は事前投票後、SNSにこのように書き込みました。
「長ネギ」に振り回される今回の選挙戦ですが、実は日本にも大きな影響を与えかねません。
記者
「日本でおなじみの『ペヤングソースやきそば』と『オリオン ザ・ドラフト』の販売が始まりました」
ここ最近、数多くの日本製品が並ぶようになった韓国のコンビニ。特に若い人たちの間で日本製品が人気を集める中、「ペヤング」も「オリオン ザ・ドラフト」もこの春、韓国に初進出しました。
一方、来週には日本に1号店をオープンさせるのが、韓国のバーガーチェーン「マムズタッチ」。
「(日本人も)すごく喜ぶと思う。おいしいです」
売りは、秘伝のソースをかけたこの大きなチキンバーガー。
いま、日本に進出する理由を聞いてみると。
マムズタッチ 広報担当 キム・ミンス氏
「両国の友好関係の流れができており、東京で直営店を運営することになりました」
2年前に尹政権が発足してから進んだ日韓関係の改善。市場ではビジネスチャンスを互いに探る動きが加速しています。
こうした中で迎える総選挙。物価高騰への不満などから、尹政権を支える与党は劣勢とみられています。
一方で勢力を伸ばす可能性があるのが、最大野党「共に民主党」です。
最大野党「共に民主党」 李在明代表
「政府が先頭に立って対日屈辱外交を続けた。今回の選挙は新韓日戦です」
代表を務める李在明氏は日本に強硬な姿勢で知られていています。
そんな中、ある政界関係者はJNNの取材で。
韓国政府関係者
「これまでのところ与党は120議席前後、最大野党は160議席以上を確保するだろう」
与党が敗れた場合、日韓関係に影を落としかねない韓国総選挙は、あさっての未明にも結果が判明する予定です。
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