アメリカの国連代表部は、トーマスグリーンフィールド国連大使が14日から日本と韓国を訪問すると正式に発表しました。長崎で学生との意見交換などが予定されています。
トーマスグリーンフィールド国連大使の日韓訪問は、国連安保理で北朝鮮への制裁決議の履行状況を調べる専門家パネルの任期延長案が否決されたことを受け、対応を協議することなどが目的です。
8日の発表では、「北朝鮮が行っている兵器の拡散と制裁逃れの活動について、独立した正確な報告を継続できるよう話し合う」としています。
訪問の際は、日韓両国の政府高官らと国連安保理における共通の優先事項について話し合うほか、日本では北朝鮮による拉致被害者の家族との面会や、長崎で学生との意見交換が予定されています。
また、韓国では、南北軍事境界線がある非武装地帯の訪問や、脱北者との面会が予定されているということです。
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