鳥取県や建設業者の代表が定礎板を取り付け、建物の工事は全て完了です。
竣工式には100人を超える関係者が出席し、平井知事らか次々と玉串をおさめて建物の無事完成を祝いました。

構想から10年、建設地が倉吉に決まって7年、鳥取県の新しいアートの拠点となる施設は、70億円の建設費をかけて地上3階建て、延床面積1万平方メートル以上の堂々たる建物が完成し、平井知事は「難産の末の完成」と感慨深げでした。

鳥取県 平井伸治 知事
「これからがスタートであります。皆様のご協力、ご尽力をいただきながら、この美術館を盛り上げて未来に引き継げる自慢の逸品に仕上げていかなければなりません。
あのブリロの箱、あるいは前田寛治、そういう素晴らしい作品にも出会うことができます。一緒に素晴らしいオープンを迎えられればと思います。あーと1年です」

ブリロの箱

せり出すような大屋根の下から続くのはこの美術館の特徴のひとつ「ひろま」。