■プロ野球 巨人 1-2 DeNA(5日・東京ドーム)
DeNAは巨人に逆転勝利。この試合の先発は今季の開幕投手を務めた東克樹(28)。東は開幕戦で広島を相手に7回を投げて10安打3失点と5年ぶりの開幕勝利に導く粘投。しかし試合は2回、2死二塁から7番・大城卓三(31)に適時打が飛び出し先制を許した。1点を追う打線は6回、1死三塁から度会隆輝(21)の適時打で同点。続く7回には1死三塁から関根大気(28)が打球をセンターに運び、逆転に成功。巨人とのカードを白星で発進した。
1回、巨人の先発・戸郷翔征(24)に対し、先頭の度会は中安打で出塁、しかし2番・桑原将志(30)の二ゴロは併殺打に。3番・佐野恵太(29)は3球三振に倒れ、初回を三者凡退で終えた。
その裏、先発・東は巨人の先頭・萩尾匡也(23)を二ゴロに打ち取るも2番・門脇誠(23)に四球を与え出塁を許した。しかし3番・丸佳浩(34)を二ゴロの併殺打に仕留めた。得点圏に走者を進めない立ち上がり。
2回裏、この回の先頭の4番・岡本和真(27)にレフトフェンス直撃の二塁打を放たれ、無死から得点圏に走者を背負う展開に。続く5番・坂本勇人(35)を中飛、6番・オコエ瑠偉(26)を遊ゴロに打ち取ったが、2死二塁から7番・大城にライトへの適時打が飛び出し、先制を許した。
試合は中盤6回、8番・林琢真(23)が今季初安打をレフト前に運ぶと俊足を活かして二塁へ。続く9番・東は送りバントを決め1死三塁とした。同点のチャンスで打席に度会が入ると迎えた初球、戸郷の投じたフォークをライトに運び、同点適時打に。試合を振り出しに戻した。
さらに7回、先頭の4番・牧が右安打で出塁すると盗塁、続く5番・宮﨑敏郎(35)の遊ゴロの間に三塁に進塁し1死三塁とした。ここで迎えた昨日までの3試合連続で猛打賞を記録している打撃好調の関根。関根は戸郷の投じたストレートをセンターに弾き返し、逆転適時打に。勝ち越しに成功した。
8回からは伊勢大夢(26)がマウンドに上がり、三者凡退に切る好リリーフ。
最終回の9回は守護神・山﨑康晃(31)が先頭の門脇に出塁を許すも続く3番・丸のバントを捕手・山本祐大(25)が阻止。4番・岡本に四球を与え1死一、二塁と走者を背負うも5番・坂本を併殺打に打ち取り、試合終了。巨人との第1戦を白星で飾った。














