島根県健康福祉部は29日、請求漏れにより、昨年度、国からの補助金1046万円あまりが交付されなかったと明らかにしました。

旅館、飲食業、クリーニング業などの経営健全化と衛生水準向上のため、国と県が半額ずつ負担する補助金で、初めてこの業務を担当した職員が、別に請求が必要なことを認識していませんでした。

不足分は、県の財源から補充します。

健康福祉部は、今後、複数の職員で逐次チェックするなど再発防止に努めるとしています。