愛媛県松山市に本社を置く三浦工業が、アメリカのボイラーメーカー・クリーバーブルックス社を買収すると発表しました。
買収は先月29日の取締役会で決定しました。
三浦工業によりますと、クリーバー社はボイラーや温水関連機器の製造、販売などのノウハウが豊富なアメリカの大手で、現地で強固な事業基盤を築いているということです。
現在、アメリカのボイラー市場は堅調で、三浦工業は両社のネットワークを活かしながら、これまで取り組んできた省エネや環境への対策を加速させ、アメリカでのさらなる事業展開を図る考えです。
なお、買収額は7億7400万ドル、日本円にしておよそ1161億円で、三浦工業としては過去最大だということです。
買収の手続きは早ければ来月末までに完了する見通しです。
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