東北新幹線は、2日午前、福島県内で起きた油漏れのため一時運転を見合わせました。一部区間を含む運休本数は上下合わせて53本となっていて、青森県内でも交通機関の乱れによる影響が出ました。

JR東日本によりますと、2日午前5時5分ごろ、福島駅付近で工事車両からの油漏れが判明しました。

点検作業で、東北新幹線は午後0時半に全線で運転再開するまで運転が見合わされ、一部区間を含めて上下合わせて53本が運休しました。

ダイヤが乱れたことで、八戸駅では窓口で駅員に問い合わせる人や電光掲示板を心配そうに見つめる人の姿も見られました。

仙台に向かう人は
「仙台まで。仕方ないのでどうしようかと考えている。難しくは考えていない。動かないので」

函館に向かう人は
「大学の入学式のために函館に向かいます。(運転見合わせになると)困りますね」

JR東日本によりますと、これまでに約4万3000人に影響があったということです。