能登半島地震で田んぼに亀裂が入るなど、大きな被害を受けた石川県輪島市の観光名所・白米千枚田では、田植えに向けた作業が始まりました。
日本海に沿っておよそ1000枚の水田が階段状に広がり、奥能登の名勝地となっている白米千枚田は、「能登の里山里海」として世界農業遺産にも登録されています。
記者
「能登半島地震では千枚田にも至る所に亀裂が入ってしまいましたが、無事だった田んぼでは田起こしが行われています」
きょうは地元の愛耕会のメンバー8人が耕運機を使って、田植えの前に土を掘り起こして乾かす田起こしを進めていました。
メンバーの多くは金沢市へ避難していて、近くの道の駅に作った段ボールベッドで寝泊まりしながら作業に当たっています。
白米千枚田愛耕会 白尾友一代表(60)
「震災当初は田んぼどころではないと、もう考えられなかったが、暖かくなると何かしないといけないという気持ちで動いた」
愛耕会では今年、60枚ほどの田んぼで米作りをしたいとしていて、5月中旬の田植えに向けて作業が続けられます。
注目の記事
『最後だとわかっていたなら』生徒の心に響く“被災者の後悔”動画の授業「最後だとわかっていたら、お弁当作って見送ったかな」【東日本大震災から15年】

【羽生結弦さん・動画公開】「唯一見えた光は星空。そんな存在になれたら」15年前の震災から復興への思い語る

「日常を一緒に作りたい」 漁業の街・大船渡市を農業で復興へ 東北最大級のトマトの産地に 山梨の農業法人との絆【東日本大震災 3.11】

がれきの中で“家族写真”探していた女性は今…2年後に住宅再建 空き地も目立つ陸前高田で暮らし続ける理由【東日本大震災15年】

「患者さんが一人でも戻るなら自分も戻る」津波で孤立した病院は海辺で現地再建 地域医療を支える覚悟<南浜中央病院の15年・後編>【東日本大震災15年】

【3月9日】レミオロメンのカバーで1000万回再生 当時高校生だった3人が15年後の「3月9日」に再会した理由「この日しかないと思って【前編】









