広島県が本年度に実施する旧広島陸軍被服支廠の耐震工事に対して文化庁からの補助金の交付が決まりました。
補助額は3億3600万円あまりで県が申請した通りの額となりました。
旧広島陸軍被服支廠は県が所有する3棟と国が所有する1棟からなり、ことし1月に国重要文化財に指定されました。
4棟ともに本年度から耐震工事にとりかかります。
このうち県は所有する3棟について3年間かけて耐震化を完了させる予定です。全体事業費は29億5000万円あまりを見込んでいます。
(●初年度=約6億8600万円 ●2025年度と2026年度=約22億6700万円)
県の計画では全体事業費のおおむね半分にあたる14億7000万円を文化庁の補助金で賄います。残りの額は広島市と7億4000万円ずつ負担します。
また、県は工事の実施のほか活用策を広島市と検討するため本年度、新たに担当課長を置きました。
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