去年1月、山梨県の知事選告示日前日に他の会派の議員に現金を配布したとして警察は29日、南アルプス市の市議会議員を公職選挙法違反の疑いで書類送検しました。

捜査関係者によりますと、公職選挙法違反の疑いで書類送検されたのは、南アルプス市の村松三千雄市議会議員です。

村松市議は知事選の告示日前日の去年1月4日、南アルプス市議会の議場で他の会派の議員に現金数万円を配布し、買収した疑いがもたれています。

関係者などによりますと現金は長崎知事を支援する市町村議員有志の団体、前進やまなしの会から「事務所経費」として村松市議が受け取っていたものでしたが、村松市議は「政治活動費」として他の議員に配布していました。

村松市議はその後、全額を回収し最終的に事務所の家賃にあてたと説明しています。

警察は複数の市議から刑事告発を受けて「前進やまなしの会」の会計担当者などから任意で事情を聴くなど捜査を進めていました。

警察は村松市議の議場で現金を配布した行為が「買収」にあたる疑いがあるとして29日、書類送検しました。

村松市議は29日夕方、UTYの取材に対し「まだ聞いておらず私はわかりませんので答えようがない」と話しました。