外国為替市場では3月27日に円相場が一時1ドル=152円台に迫る、33年8か月ぶりの円安水準となりました。止まらない円安、海外旅行や飲食業界に大きな影響が出ています。


◆一時1ドル=152円台に迫る円安水準


多くの旅行客でにぎわう福岡空港の国際線ロビー。春休みを利用して海外に出かける人も少なくないようです。


旅行客「韓国にいきます。おいしいものを食べられたらいいな、と」

そんな中、外国為替市場では円相場が一時1ドル=152円台に迫る円安水準に。これは、1990年7月以来、33年8か月ぶりの水準で、海外に出かける人にとっては頭が痛いところです。


グアムに行く人「高いよね…高いなと思います。(現地では)無駄なものを買わないように」


エジプトに行く人「今もちょうど銀行で、いったんドルに換えてからエジプトに行こうと思っていたんですけど、最近見ていた水準より下がっていて。お財布には痛いけど、今しか行けないので」