新年度が始まるのを前に、“新米先生”たちが決意を新たにしました。

ことし富山県が新たに採用した教員は小・中・高校など合わせて231人で、去年より100人少なくなりました。この背景には今年度から公務員の定年退職年齢が段階的に引き上げられることがあります。
29日の式では、富山市の速星中学校に赴任する田近光さんが、「誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」と宣誓しました。
これに対し、県教育委員会の荻布教育長が、新しい時代の教師の姿について「探求心を持って自律的に学ぶ主体的な姿勢を大切にしてほしい」と訓示しました。
大学卒業後、一度民間企業での実務を経験した竹田亮大さん(25)は砺波工業高校に赴任する予定です。

新規採用された竹田亮大さん:
「なんでも教えすぎないっていうのも大事かなと思っていて、やっぱり生徒にできるだけ考えさせるような指導ができればなと思っています」
“新米先生”たちは4月1日にそれぞれの学校に赴任し教員生活のスタートを切ります。