「紅麹原料」を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が出ていることを受けて、消費者庁が販売元の小林製薬に対し、この問題についての報告を求めたことが分かりました。

販売していたサプリメントについて、機能性表示食品として届け出た際に提出した安全性に関わる資料を見直したうえで、報告するよう求めたということです。

また消費者庁は、健康被害の出ているサプリメントと同じ「紅麹原料」を使った機能性表示食品、「悪玉コレステロールを下げるのに役立つ濃厚チーズせんべい」を販売していた福岡市の「ZERO PLUS(ゼロプラス)」に対しても、同様の報告を求めたということです。

「ZERO PLUS」は、すでにこの商品の販売を取りやめていて、消費者から商品を回収しています。

報告の期限は、来月5日までとしています。