水原一平氏の捜査のポイントは? 

(大石アンカーマン)
はい。今、一体どこまで進んでいるのか、これからどこまで進むのか、その捜査の焦点についてですね。カリフォルニア州の弁護士資格を持つ清原博弁護士に聞きました。清原さんは、水原氏がスポーツ賭博の違法性を知っていたか、知らなかったかがポイントだと言っています。


「知っていた」ということになれば賭博罪に問われます。禁錮6か月以下・罰金15万円以下ということになります。では「知らなかった」場合はどうなるのか。「違法ではない」と、ブックメーカー、賭博の元締めに騙されていた可能性があるということで、“被害者”と判断される可能性も十分考えられるということなんですけれど、球団やそしてメジャーリーグから、水原氏への教育もあったでしょうし、水原氏もアメリカ生活長いですから、清原弁護士は、「『知らなかった』ということはまずないのではないか」という話をしていました。


そしてどちらにしても、水原さん側の窃盗罪の可能性、大谷さんの代理人が言うように、お金を盗んだのであれば「窃盗罪」に問われる可能性があるといういうことなんですよね。そして今後のポイントは何と言っても、影響が大谷翔平選手に及ぶのかどうかということです。

(夏目キャスター)
お金の流れの捜査なども行われるのかもしれません。