法務省は、去年12月末時点の在留外国人の数が341万992人と過去最高を更新したと発表しました。前の年と比べて10.9%増加しています。
国籍別では、中国が最も多く、ベトナムやインドネシア、ミャンマーなどから日本に在留する人が大きく増えているということです。
在留資格別では、「永住者」が最も多く、およそ89万人で、その次が「技能実習」で、およそ40万人でした。
前の年から最も増えたのも「技能実習」で、およそ8万人増加しました。
一方、法務省の統計によりますと、去年、在留資格を取り消されたケースは1240件で、こちらも過去最多となりました。
在留資格別では「技能実習」が8割近くを占めていて、入管庁によりますと、「技能実習」の在留資格を持つ人が、実習先から失踪して在留資格に応じた活動をしないまま滞在していたケースが多かったということです。
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