能登半島地震以降、いまだ避難生活を送る人たちの楽しみのひとつになればと、県内の支援団体が避難所で沖縄そばの炊き出しを行いました。

能登半島地震からまもなく3か月。いまだ避難所に身を寄せる人は9000人以上にも上ります。

長く続く避難所生活のなか、沖縄そばを食べて「クンチ=力」をつけてもらおうと、沖縄の支援団体が今月8日から3日間、炊き出しを行いました。

麺やスープ、三枚肉などは県内企業各社が提供したもので、多くの避難者が熱々の沖縄そばを堪能しました。

避難者
「沖縄そばが大好きだったので、きょう来るって聞いて。絶対食べに来なきゃと思って来ました。美味しかったです、ありがとうございます」

「温かかったです。お肉もたっぷり!」

災害プラットフォームおきなわ 有村博勝さん
「帰るところがない。そういう人たちが思い悩んで来る時期なんですね。これから、その人たちの心に思いを寄せて、一緒に助け合うことが必要だと思っています」

沖縄そばは7か所の避難所で、合わせて350食が振る舞われたということです。