アメリカ司法省は、IT大手のアップルがiPhoneの持つ高い市場シェアを乱用して公正な競争を妨げているとして、独占禁止法違反の疑いで提訴したことを明らかにしました。
ガーランド司法長官
「アップルがスマートフォン市場で独占的な地位を維持してきたのは、単に競争で優位に立ってきたからではなく、反トラスト法(=独占禁止法)に違反してきたからです」
アメリカ司法省は21日、アップルを日本の独占禁止法にあたる反トラスト法に違反した疑いで提訴したことを明らかにしました。
司法省は、アップルがiPhoneの高い市場シェアを乱用して、ライバル企業の参入を阻害していることが、消費者の不利益につながっていると指摘。さらに、アプリ開発者に「アップル税」とも呼ばれる最大で30%の高額な手数料を課しているとも批判しました。
バイデン政権は巨大IT企業の寡占状態を問題視していて、司法省はこれまでにグーグル、メタ、アマゾン・ドット・コムを独占禁止法違反の疑いで提訴しています。
アップルは「訴訟は事実の上でも、法律の上でも、間違っている。司法省に強く対抗していく」として、争う構えを見せています。
注目の記事
【旧網走監獄】雑居房の床下から謎の文章13枚が見つかる 服役囚が隠した理由と文章の中身…半世紀以上の時を経て明らかに、記述から探るリアルミステリー

「来熊」「来鹿」あなたは読める?意外と知らない九州・沖縄各県の「来訪・帰省」略語事情

ご存じ?「エアコン2027年問題」とは?国の省エネ基準の見直し 安いエアコンが市場からなくなる可能性が!?

「それならお前を殺す」中3の息子(15)は少年4人から暴行を受け命を奪われた 角材で殴られ、コンクリートの塊を投げつけられ「頭がでこぼこにへこんでた」【少年集団暴行事件・第1話/全4回】

【ヒグマ】焼却施設が限界 駆除数17倍で処理に追われる自治体が疲弊 1頭焼却に灯油100リットル 作業追いつかずに腐敗進み、埋めるケースも

「争奪戦になっている」1時間で完売のボンボンドロップシール 平成に流行ったシール交換が令和でもブーム









