市長と議会の対立構造が続く福岡県北九州市。今度は、公園や河川に生える雑草をめぐり、主要会派が市の提案を疑問視しました。市は、草が生えている場所をコンクリートで固めることで除草費約1億7000万円を削減するとして理解を求めています。
◆北九州市 除草作業予算を削減
北九州市議会では19日、新年度予算案を審議する予算特別委員会が開かれました。このうち、自民党・無所属の会が増額するよう求めたのは、河川や公園などの除草事業で削減された予算についてです。
◆議員「削減には大きな疑念」
自民党・無所属の会 西田一市議
「道路等の除草の回数が削減されるようであります。現状でも不十分な認識でありますが、これをさらに削減することに大きな疑念を抱かざるをえません」
◆市長「未来志向の挑戦」と答弁
北九州市 武内和久市長
「大胆に見直し、未来志向で挑戦をしていくことが求められると考えております。現在の『雑草が伸びたら刈る』という除草主体の対策から除草が生えないようにする防草対策へのシフトをしていく」
◆浮かせた財源「次世代投資枠にする」
北九州市は、毎年1~2回としていた除草の回数は変えず、草が生えている場所をコンクリートなどで舗装する防草対策を実施するため、除草が必要な面積を減らして事業費を1億7000万円削減するとしています。武内市長はこうした行財政改革で捻出した財源を「次世代投資枠」として確保し、子育て支援や学校など公共施設の老朽化対策などを進める考えです。
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