感染者の増加で医療提供体制のひっ迫が懸念されます。山梨県の長崎知事は感染者が爆発的に増えているとして病床の確保を定めたフェーズを最大の5に引き上げました。

知事会見 山梨県庁 26日


山梨県 長崎幸太郎知事:
まさに感染者数が爆発的に増加している状況と言えます。

7月の感染者の急激な増加に伴って県内の病床使用率は40%を超える日もあり、長崎知事は26日、県内の新型コロナ患者用に確保する病床を最大のフェーズ5である399床に引き上げた事を明らかにしました。

フェーズ5は今年1月から5月までの期間以来、2度目です。

県は今後ホームケアライトの導入や入院基準の見直しなどで病床使用率の抑制をはかりたいとしています。

長崎知事「シミュレーションの中では行動制限の議論はしなくても済むのでは」


長崎知事:
病床使用率は上がるが60%くらいで頭打ちになる(想定)。シミュレーションの中では行動制限の議論はしなくても済むのでは。

また県はワクチン接種を進めるため8月から昭和町と甲斐市、富士河口湖町の3か所の商業施設でのべ26日間、予約なしでワクチンを接種できる大規模接種センターを設置することとしました。

商業施設での県の大規模接種会場 山梨・甲斐市 15日


1か所あたり1日470人をめどに接種できるということです。