■テコンドー・パリ五輪アジア大陸別予選 (16日、中国・泰安市)
パリ五輪アジア大陸別予選で、日本勢は出場した全種目で決勝に進むことが出来ず、2位以上が得られるパリ五輪出場権を獲得はならなかった。日本がテコンドー競技に出場しないのは2000年シドニー五輪で正式種目になって以来初めてとなる。
女子ー57キロ級に出場した加藤柚帆(20・大東文化大))の初戦はインドの選手に得点の高い頭部への蹴りで先制しペースを掴むと、次々と得点を重ねて圧倒した。相手に1ポイントも与えない完璧な試合運びで初戦を2-0で突破した。
迎えた準々決勝。韓国の選手に第1ラウンド、得点の高い上段蹴りを決められ先制を許す展開に。中段蹴りで反撃するも2-3で第1ラウンドを奪われた。勝負の第2ラウンドだったが、加藤は得点を取ることが出来ず、0-2で破れ準々決勝敗退となった。
また男子ー58キロ級・前田秀隆(23・大東文化大)は初戦でアフガニスタンの選手に0-2で破れた。
この結果、日本は出場した全種目で決勝に進むことが出来ずパリ五輪出場枠は「0」。日本がテコンドー競技に出場しないのは2000年シドニー五輪で正式種目になって以来初めてとなる。
※写真は加藤選手

















