去年11月から運休していた坊っちゃん列車が、いよいよ来週から運行を再開します。
15日は、再開を前に車両の最終点検が行われました。
伊予鉄道が運行する坊っちゃん列車は、運転士の不足などを理由に去年11月から運休していましたが、人手の確保にメドがついたことから今月20日から運行を再開します。
15日は再開を前に車両の点検が行われ、作業員が2人がかりでブレーキを制御するベルトの張り具合や、車輪のボルトが緩んでいないかなどを確認していました。
伊予鉄道では運休期間中も3か月に1度の法定点検を実施していましたが、客を乗せて走るのがおよそ4か月ぶりとなるため、今回の点検を行ったということです。
また、おなじみの汽笛が鳴り響くと、久しぶりに線路上を動く列車を見ることもできました。
松山を代表する観光コンテンツの1つとあって、点検中も車両を写真に収める多くの観光客の姿が。再開への期待は地元の人からも聞かれました。
(地元の住民)
「県外の友人は、松山といえば坊っちゃん列車のイメージを持っている人が多いので、良いと思う。再開はうれしい」
「また活気が戻ってきたのかなと、15日観光客の様子も見て思った」
(伊予鉄道車両部・三好学部長)
「車両も老朽化が進んでいるが、入念な点検を行って安全を保ちながら、末永く運行を継続したい」
坊っちゃん列車は、今月20日以降、以前と同様の土日と祝日に運行されます。
注目の記事
「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

「続けていけば必ずこれに打ち勝てる日は来る」ワイン醸造家が奮闘 耕作放棄地をワイン用ブドウ畑へ 再生に挑む

「ピヨピヨ」「カッコー」…青信号で鳴る音に違いがあるのはなぜ? 音響式信号機のナゾに迫る!

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

