岩手県沿岸で浜に春を告げるワカメの収穫が始まり、大船渡市では15日早朝、水揚げとボイル作業が行われました。前日に行われた入札会では生育の遅れなどから出荷数量が少なく、塩蔵ワカメに高値がついています。
ワカメ養殖発祥の地とされる大船渡市末崎町の門之浜漁港では15日6時半ごろからワカメの水揚げとボイル作業が盛んに行われていました。茶褐色のワカメは釜でゆで上げられると鮮やかな緑色に変わります。
今シーズン最初の入札会は大船渡市の県漁連南部支所で14日に行われ、高いもので10キロ当たり2万6300円の高値が付きました。これは去年の最高値を4割ほど上回っています。海水温が高い影響で養殖ロープにワカメの種を巻きつける作業などが2週間以上遅くなった影響で出荷数が少なかったことが要因のひとつとされています。
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