EU=ヨーロッパ連合の執行機関、EU委員会は14日、中国のネット通販最大手「アリババグループ」が手掛ける通販サイトについて、偽造医薬品などの流通対策が十分でない可能性があるとして、正式な調査を開始すると発表しました。
EUのデジタルサービス法に基づく正式調査の対象になったのは、中国の「アリババグループ」が手掛けるネット通販サイト「アリエクスプレス」です。
EU委員会の発表によりますと、「アリエクスプレス」は消費者の健康を害する恐れのある偽造医薬品や食品、栄養補助食品などの流通や違法コンテンツの拡散を防ぐ対策が十分でない可能性があるということです。
EUのデジタルサービス法は、大手IT企業に偽情報や違法コンテンツ対策を義務付けた法律で違反が認定されると、年間売上高の最大6%の制裁金が科されます。
EU委員会は今後、「アリエクスプレス」に対し、追加の情報を求めるほか、聞き取り調査や査察を行うなどして違反がないかどうか調べることになります。
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